今日のポイント

・昨夜のドル円は159.167円まで上昇後、158.587円まで急反落する荒い値動きとなった。為替介入も意識される中、短期勢にとってはボラティリティの大きくチャンスの多い展開。デイトレ勢にとっては少しやりづらい展開となったように思われる。


何が起きたか

昨夜のNY外為市場では、トランプ大統領の「米・イランとの協議は最終段階」との発言を受け、中東和解への期待から原油価格が下落。米長期金利も低下しドル売りが優勢となった。株も上昇基調となっており、さらなるリスクオン展開となるか見守りたいところ


なぜ動いたか

今回の値動きは大きく2つの力がぶつかった結果です。

①中東リスクオフ(ドル売り要因) 中東情勢が緩和するとの見方が広がると、安全資産としてのドル需要が後退します。原油価格の下落→米金利低下→ドル売りという流れが発生。反対にリスクオン資産となるオージ系通貨は上昇基調が継続している

②FRBタカ派(ドル買い要因) FOMC議事録では、多くのメンバーが「緩和バイアスの文言削除」を求めていたことがわかりました。利下げ期待がことが後退したため、こちらはドル買いで反応した。

この2つの綱引きがそのまま値幅になって現れた1日と言えます。


チャートで確認

テクニカル的には現値158.94円付近で推移している。上限159.50付近、下限が158.50付近が意識されレンジの様相となってきている


今後どう見るか

🔺 上昇シナリオ(円安方向) エヌビディア決算が市場予想を上回り、リスクオン相場が継続→日米株高・ドル買い円売りで160円台を試す展開

🔻 下落シナリオ(円高方向) 中東での和平合意が正式発表→原油急落・米金利低下でドル売り加速。21日移動平均線(158.23円)を割ると157円台も視野に


本日の注目イベント

・エヌビディア四半期決算(本日早朝 日本時間5:20発表済み/未発表の場合は今夜)

・米新規失業保険申請件数(本日21:30)

・米製造業・サービス業PMI速報値(本日22:45)


まとめ

FOMC議事録でFRBのタカ派姿勢が改めて確認された一方、中東情勢の急変が相場を揺さぶっています。本日はエヌビディア決算という超ビッグイベントの結果も加わり、東京時間から値動きが激しくなる可能性があります。ポジション管理には十分注意したい1日です。