【5/26 今日のトピックス】 ドル円159円ちょうど近辺で推移──米イラン合意期待と原油安が綱引き
今日のポイント
・昨日のドル円は米イラン和平協議への楽観的な見方から原油価格が急落する中、一時158.70円台まで下落。本日は159円ちょうど近辺で推移している
・トランプ大統領が本日もSNSでイラン協議は「順調に進んでいる」と発信。原油安が続くようならドル円の重しとなりそうだ
・本日夜は米消費者信頼感指数(23:00)と2年債入札(26:00)が控えており、結果次第で夜間に動意が出る可能性あり
何が起きたか
昨日のドル円は終値ベースで約0.2%下落。米イラン和平協議の進展期待から原油先物が急落し、東京時間に158.70円台まで売られた。先週から大きく動くことはなくレンジ内を推移している
なぜ動いたか
今日の動きを左右しているのはイラン情勢と原油価格の連動です。
① 米イラン合意期待(ドル売り要因) トランプ大統領のSNS発信が続いており、ホルムズ海峡開放への期待と取れる発言が発信されると原油価格が下がる。引き続きトランプ大統領の発言には要注目。
② 原油安による円買い・リスクオン円売りの二面性 原油安は日本の交易条件改善につながることから円買い要因となる一方、株式市場にはポジティブに作用するためリスクオンの円売りも誘発しやすい。クロス円はほとんどのペアで下落傾向。唯一ドル円だけがドル買いを支えとしてレンジ内で推移している。
チャートで確認

直近のサポートラインは158.70円、上値は159.50円が意識されやすい水準。今夜の経済指標でレンジ抜けを試すかは要注目。
今後どう見るか
🔺 上昇シナリオ(円安・160円方向) イラン合意が「期待倒れ」に終わった場合、地政学リスクの再燃でドル買いが復活。日本の財政悪化懸念も重なって、介入警戒ラインの160円を試す展開が想定される。その場合、160円付近では、財務省からの牽制発言があるかも注目したい
🔻 下落シナリオ(円高・157円台) 米イランの合意文書が正式署名された場合、原油価格が一段安となりドル売りが加速。158円のサポートを割ると157円台への調整も視野に入る。
まとめ
米イラン合意への期待と原油安が続く中、ドル円は159円近辺での膠着が続いています。本日夜の米消費者信頼感指数と2年債入札が値動きのきっかけになるか注目です。合意の正式発表があればその瞬間に大きく動く可能性があるため、ポジション管理には引き続き注意が必要です。